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車両保険を盗難で使う全知識|等級の上下や過失の有無や車上荒らし

車上荒らし

車の盗難なんて滅多に遭遇しないんですが、それだけにやられたら目も当てられません。

そういう時に車両保険に入っていたら(100%ではありませんが)助けになるかも知れないんです。

今回は車の盗難事故に遭ってしまった時に車両保険を使えるか? もし使うとしたらどういう段取りになるかがテーマです。

滅多に遭うことはないでしょうが、万が一のためにザックリとでもいいので頭の片隅に置いといてください。

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車の盗難で車両保険は使えるのか?⇒条件付きで使える

先ず車の盗難事故に遭った際に車両保険が使えるのかですが、条件付きで使えます。

条件は所有者が無過失であること。

簡単に言えば、ドライバーさんに落ち度(過失)がないことです。

たとえば、こんなケースでは「過失あり」と判断されて車両保険は出してもらえません。

  • エンジンをかけたままでコンビニに買い物に行った
  • キーを挿したままで公園のトイレに行ってた
  • キーを抜いてスーパーで買い物をしていたが車内にスペアキーを置いていた

こういう状況では「車を盗んでくれといってるようなもんだ」と判断されてしまい、車両保険は使えません。

車から離れる時には、少なくともキーを抜き、ドアのロックはしておくことが大切です。

なぜ、こんな厳しく過失の有無が問われるのでしょうか?

実は車両保険は保険金詐取の目的で利用されるケースがあるからです。

たとえば、車が盗難に遭ったとウソをついて保険金を受け取り、車は裏ルートで売り飛ばせば二重取りで儲けられますよね。

そういう詐欺の可能性があるので保険会社は慎重にならざるを得ないんです。

後述しますが、警察への被害届の確認や1ヶ月ほどの待機期間があるのは調査や検討をしているからなんですね。

盗難発生から車両保険がおりるまでの流れ

では、盗難発生から車両保険がおりるまでの流れをザックリ見ていきましょう。

盗難発生

ある日、アナタが外出しようとして駐車場に行くとマイカーがありません。

気を落ち着けて周囲を見渡すと、アナタの駐車エリアに割れたガラス片が散らばってます。

ここでわかりました「車が盗まれたんだ」と。

110番で警察に通報|ココ大事です

すぐさま110番して警察に来てもらいました。

おまわりさんに事情を話して、盗難届を出します。

保険会社は警察に問い合わせて本当に盗難事故があったかどうかを調べますので、盗難が発覚したらできるだけ早めに警察に連絡して事件を公のものにしてもらいましょう。

ここでもたついてたら、後日の保険会社からの調査であらぬ嫌疑をかけられたりしますので。

ちなみに、盗難の被害届を出したらその番号を教えてもらいましょう。

後日、保管会社側にその番号を言ってアナタが本当に盗難届を出したことを確認してもらう必要がありますからね。

保険会社に連絡|スグに連絡するべし

ここまでの経緯をすぐに保険会社に連絡します。

110番同様、保険会社への連絡もすぐしてください。

でないとあらぬ嫌疑をかけられます。

保険会社から今後の流れを簡単に説明されて、いったん区切りがつきます。

だいたいの保険会社は「調査・検討に約1ヶ月ほど時間がかかります」というハズです。

ちなみに、この1ヶ月ほどの間を車無しで過ごせるのなら良いですが、そうでないなら何か手を打たなくてはいけません。

自分や会社で何とかなるのなら良いですが、そうでないなら通称「代車特約」というのを付けておくと代車費用を出してくれます。(金額や日数などの条件あり)

ただ、盗難を予想してまで特約を設定するのは個人的には「う~ん」ですが。

代車特約については簡単ですが以下の記事で説明しています。よろしければ、どうぞ。

盗難代車費用補償特約について

保険会社から調査員が来て詳しい事情などを説明する

後日、保険会社から調査員が来てアナタから根掘り葉掘り事情を聴きます。

アナタの言動におかしな点が無いか等を調べます。

また、現場検証や警察への問い合わせ等々、細かい調査が行われます。

基本的に保険会社側は疑いを持って調査をしていることを覚悟してください。

嫌な思いをするかも知れませんが、仕方がありません。

向こうからしたら本当に被害者なのか、それとも盗難詐欺なのか分からないのですから。

1ヶ月経過|調査終了かつ車は未発見

1ヶ月ほどの調査の結果、アナタの嫌疑は晴れて且つ車も未発見。

保険会社から車両保険の保険金が出る旨の通知が来ます。

めでたくアナタは保険金をもらうことになりました。

車両盗難は「全損」扱いになるので、車両保険に入った際に設定した保険金の上限額が全額出ます。

と同時に、盗まれた車の所有権をアナタから保険会社へ変更します。

もしも盗難車が発見されたら?

もしも車が発見された場合ですが、保険金がおりるかで分けて考えます。

【保険金がおりる】保険金を受け取ることもできますし、お金は受け取らずに発見された車を選ぶこともできます。車が壊れていたら車両保険で直せます。

【保険金がおりた】すでに受け取った保険金を返せば発見された車を返してもらえます。所有権はアナタに戻してくれます。もしくは、そのまま保険金をもらったままでも構いません。アナタの自由です。ただし、車を返してもらえるのは保険金のお支払い日から一定日数までなどの条件があります。保険会社に問い合わせてください。

等級は?→1つ下がります

翌年の等級は1つ下がります。

当然、保険料も値上がりしますのでそれは覚悟してください。

一般に車両保険を使うと3等級下がると思う方がいらっしゃいますが、盗難の場合は(本人に過失がなければ)被害に遭った側で責任は問われませんので1等級ダウンで済みます。

車上荒らし|車内に置いてあった物品は補償されるか?→されない

されません。

なので、貴重品などの盗難対策としては「身の回り品特約」というのを付けておくことです。

この「身の回り品特約」は保険会社によって条件等がマチマチなので各自チェックしてください。中には補償されない場合もありますので。

身の回り品特約については以下の記事を参照してください。

身の回り品特約とはなにか?

ややこしいのですが、車に固定されているモノは車両と一体とみなされて補償されます。

たとえば、タイヤとかカーナビとかETC車載器などです。

保険会社が保険金を出してくれなかった時の対応策

アナタ側に過失(落ち度)が無いにもかかわらず、ハッキリとした理由もなく保険会社が保険金の支払いを拒んだ時はどうすればいいのでしょうか?

その時の金額の大小にもよるでしょうが、泣き寝入りできないと思ったら「法テラス」や「そんぽADRセンター」などの相談してみることです。

法テラス

「法テラス」というのは無料で法律相談をしてくれたり、弁護士の紹介をしてくれる機関です。電話やHPのメールなどでも気軽に相談できます。

法テラス

そんぽADRセンター(日本損害保険協会)

「そんぽADRセンター(日本損害保険協会)」というのは保険会社と加入者のトラブルを中立の立場で相談に乗ってくれる機関です。もちろん無料です。

そんぽADRセンター(日本損害保険協会)

豆知識:車両盗難されやすい地域と車種

盗難されやすい地域と車種というものがあるようですね。

あまり重要ではない事柄ですけど、豆知識として記しておきます。

【盗難されやすい地域】

(2015年) 愛知、茨城、大阪

(2016年) 千葉、茨城、大阪

茨城と大阪は治安悪いのかな?笑

【盗難されやすい車種】

2015、2016年ともに

ハイエース、ランドクルーザー、プリウスが盗難車トップ3です。

以上、車が盗難された時の車両保険の使い方でした。

お疲れさま。